車のホイールや車軸には、走行性能を向上させる為、小さな角度がつけられています。
名称はそれぞれトー(トーイン)・キャンバー・キャスターの3箇所で、それらの角度を適正な状態にそろえる事をホイール アライメントを調整すると言います。
ホイール アライメントは、スプリングなどの足廻りの部品交換やローダウンした時、事故修理の後、例えば縁石などにぶつけた時などに狂いが生じる事がます。 ホイールアライメントが狂ったままでいると走行にさまざまな悪影響を及ぼします。
症状としては、まっすぐに走らないで、右か左に寄ってしまう。ブレーキを踏んだ時にハンドルが取られる。タイヤの異常な磨耗(片ベリ・内ベリ)。ハンドルのセンターが狂っている等です。 この症状が現れたら、個人では調整出来ません。専用の設備が必要なので、専門店などで調整してもらいましょう。
また、ホイール アライメントの他にホイール バランスが狂っていることもありますので、合わせて調整するか、あまりにひどいようであれば、事故になる前に新品への交換も考えましょう。